安全はすべての業務の礎
皆さま、こんにちは。安全管理を担当している高橋です。
いつも山県運輸のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
広島を拠点に、チルド食品や生活関連商品の輸送を手掛ける私たちにとって、「荷物を時間通りにお届けすること」はもちろん大事ですが、それ以上に大切な使命があります。それは、「地域社会の安全を守り、ドライバー自身が無事に家族の元へ帰ること」です。
2026年8月29日(土)、山県運輸では毎年恒例となっている「2026年度 第1回乗務員会議」を開催いたしました。
荷主様や地域の皆様に安心してお任せいただける輸送品質を維持するため、そして働く社員が誇りを持ってハンドルを握れる環境をつくるため、熱気あふれる議論が交わされた当日の様子をお届けします。
【会議内容①】社内事故事例・ヒヤリハット・労災事例の共有とディスカッション
一方通行の講習ではなく、「自分ごと」として語り合う場
安全会議というと「上からの訓示を聞く場」と思われがちですが、山県運輸の乗務員会議は「双方向のディスカッション」を何よりも重視しています。
今回の会議では、直近で社内外において発生した軽微な接触事故事例や、日常の運行で遭遇した「ヒヤリハット」、さらには荷扱い・構内作業時における労働災害(労災)のリスク事例をオープンに共有しました。
- 「なぜその状況が発生したのか?」
- 「死角はどうだったか? 時間的な焦りはなかったか?」
- 「もし自分だったら、どのタイミングでどんな確認を行うか?」
ベテランから若手までが車座になり、互いの経験や視点を出し合いながら、実践的な再発防止策を導き出しました。失敗を隠すのではなく、オープンに共有して会社全体の財産にする。このオープンな風土こそが、山県運輸の安全運行を支える大きな強みです。


【会議内容②・特別講義】令和8年9月1日施行「生活道路の法定速度引き下げ」への対応
中央線のない生活道路は「時速30km」へ。プロドライバーとしての真価が問われる法改正
今回の会議で特に時間を割いて周知・徹底を図ったのが、2026年(令和8年)9月1日より施行される改正道路交通法施行令についてです。
法改正のポイント:中央線・分離帯のない道路は一律「30km/h」に
これまで、規制標識のない一般道路の法定速度は原則として「時速60km」とされていました。しかし今回の法改正により、中央線や中央分離帯、車線区分のない一般道路(いわゆる生活道路)における自動車の法定速度が「時速30km」へと大幅に引き下げられました。
- 対象道路:中央線や分離帯がない道路(道幅が狭い住宅街や通学路など)
- 注意点:「最高速度30km/hの標識が設置されていなくても」、自動的に法定速度30km/hが適用されます。
なぜ「時速30km」なのか?
警察庁の統計によると、自動車と歩行者の衝突事故において、車の速度が時速30kmを超えると歩行者の致死率が急激に跳ね上がります。
時速30km以下であれば命が助かる可能性が非常に高いのに対し、速度が上がるにつれて重大事故へと直結します。今回の改正は、子どもたちの通学路や地域住民の生活圏を守るための極めて重要な見直しです。


山県運輸としての決意と実践
私たち運送事業者は、日々の集配や配送ルートにおいて、どうしても生活道路を通行する場面があります。だからこそ、今回の法改正を単なる「交通ルールの変更」として捉えるのではなく、「地域の命をお預かりして走っている」というプロの自覚を再確認する機会と位置づけました。
- 運行ルートの再点検と適正な運行スケジュールの確保
- 「標識がないから大丈夫」という思い込みの完全な払拭
- 歩行者・自転車に対する思いやり運転(徐行・一時停止)の徹底
会議では、乗務員一人ひとりが「生活道路に入ったら、即座に30km/h以下の安全速度に切り替える」意識を強固に共有しました。
ステークホルダーの皆様、そして未来の仲間へ
■ お取引先様・地域の皆様へ
山県運輸は、食の鮮度と物流の効率化を追求すると同時に、法令遵守(コンプライアンス)と交通安全に対して一切の妥協をいたしません。地域の皆様の生活空間を走らせていただいている感謝と責任を胸に、安全最優先の運行を継続してまいります。
■ 山県運輸で働くことを検討されている求職者の皆様へ
「トラックの運転は事故が怖い」「厳しく怒られるのではないか」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、山県運輸ではドライバーを一人きりで悩ませることはありません。
今回のように、定期的な勉強会や仲間同士で支え合うミーティングを通じて、未経験からでも着実にプロドライバーへとステップアップできる体制を整えています。安全設備への投資はもちろん、無理のない運行管理で、社員一人ひとりの生活と命を守ることを最優先に考えています。
安心して長く働ける環境で、私たちと一緒に地域のライフラインを支えてみませんか?
おわりに
次回の乗務員会議に向けて、日々の安全活動を着実に積み重ねてまいります。
今後とも山県運輸株式会社をどうぞよろしくお願い申し上げます。


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