事故ゼロを目指し、乗務員会議で事例共有と意識向上を図る

皆さま、こんにちは。安全管理を担当している高橋です。日々、荷物を安全かつ確実に届けるために努力している私たちにとって、事故の防止は最も重要な課題です。そこで今回は、令和5年度第3回乗務員会議で実施した事故事例の周知、安全意識の向上、対応策についてご紹介します。

事故事例の共有:教訓を活かす

会議では、今年度発生した自社の事故事例を分析し、共有しました。

事故発生日時・場所・状況・原因・結果・再発防止策

これらの情報を資料にまとめ、写真や図を用いて分かりやすく説明しました。

安全意識の向上:一人一人の意識改革

事故事例を共有した後は、各乗務員担当コース内での危険個所やヒヤリハット事例を積極的に共有することで、事故につながる危険を事前に察知する意識を高めました。

参加者からは、
いつもと同じ場所でも、周辺状況は常に変化するものということをしっかり認識し、こころにゆとりを持ち、安全確認を徹底することや、管理者また乗務員同士でのコミュニケーションの重要性など、意見しました。

対応策の策定:具体的な行動指針

議論を踏まえて、以下の対応策を策定しました。

①車両点検の徹底し、車両不備が見つかれば即座に上長への報告を徹底し、大きな故障を事前防ぐ
②管理者によるデジタコ(日報)の日々の確認にて、危険運転や各乗務員のクセなどを共有(注意喚起)し、運転技術の向上、意識向上に努める
③ドライブレコーダーの映像を活用し、自社事故事例やヒヤリハットを映像として共有し、事故防止意識を向上させる

これらの対応策を実行することで、安全意識の向上と事故の再発防止を目指します。

安全教育は継続的な取り組みしかない!!

今回紹介した取り組みは、継続的に実施しています。定期的な乗務員会議で事故事例の共有や安全意識向上のため、繰り返し繰り返し実施することで事故ゼロにするのではなく、いかに事故ゼロに近づけるかの意識をみなで高めていきます。

まとめ

安全な運行は、私たち運送(物流)会社にとって生命線です。
事故事例の周知、安全意識の向上、対応策の策定を通じて、事故ゼロを目指し、お客様に安心安全なサービスを提供してまいります。